【見積もり公開】差額1万円で実現したレッドシダー風軒天&外壁【低予算】

レッドシダーの軒天と外壁って、THE注文住宅!って感じしますよね。
夫のこだわりで玄関ポーチにはアクセントとして木を入れたいという話は家づくり当初からしていました。

しかし、土地の関係で防火仕様にしなければならずやむなく天然の木張りは諦めることに…。
憧れの木張りにできず気落ちしていた私たちを見かねて、現場監督が知り合いの外壁業者におすすめを聞いてくれました。
そこで提案してもらったのが、今回紹介する「アルテミュール」と「アルテザート」です。

今回の記事では見積もりを公開して実際のコスト感や、メリットデメリットを紹介していきます。
検討中のどなたかの参考になったら嬉しいです。

こんな方におすすめ

・リアルな木目の窯業系サイディングを探している方
・アルテミュール・アルテザートがどれくらい費用がかかるか知りたい方
・予算から大きく外れずに軒天・外壁を木目調にしたい方

目次

木目軒天・外壁を差額1万円で実現した方法

アルテミュール・アルテザートとは?

簡単に言うと、
アルテミュールは窯業系サイディングで
アルテザートは軒天井ボード。

どちらも神島化学工業というメーカーから出ている商品です。



※公式ウェブカタログより

メリット

メリットの1つとして。アルテミュールとアルテザートはそれぞれ同じ色が揃っているので、軒天と外壁の統一感を出すことができます。
だから下の写真のようにつながりを出す仕上げにすることもできます。
しかも縦張り横張りどちらも選択可能。


また種類は3種類あって、レッドシダー風のほかにオークやウォルナットとバリエーションがあります。

・オークヴィンテージ
・レッドシダーエイジング
・ウォルナットダーク



しかも外壁材「アルテミュール」は塗膜保証15年と、一般的なサイディングと比べて保証が少し長めなのも嬉しいポイント。
本物の木と比較して、定期的なオイル塗装などのメンテナンスがいらないのもズボラ向けです。

防火サイディングなので何から何まで防火仕様にしないといけないわが家でも、アルテミュールなら取り入れることができました。

デメリット

考えられるデメリット1つ目は質感
やはりどれだけリアルといっても窯業系サイディングなので、本物の木と比べたら質感は劣ります。
でも窯業系サイディングの中ではかなりリアルな方の木目なんじゃないかと思います。


デメリット2つ目は価格です。
あとで見積もり公開しますが実は値段がお高めなんですよね。

窯業系サイディングの単価相場は1平方メートルあたり3,000円~6,000円前後と言われているところ、アルテミュールは12,125円/㎡でした。
(令和5年10月時点)

なんと倍近いお値段なんです。


ガルバリウム外壁の1平方メートル単価が1万円しないくらいだったので、ガルバより割高という結果になりました。
ちなみに軒天材のアルテザートも、アルテミュールと同じくらいします。


ただこういう木目調って全面に張るというより、アクセント使いする人が多いんじゃないでしょうか?
わが家もそうだったので、予算をそれほど逼迫することなく採用することができました。
まあ、そこに行く着くまでにはちょっとした紆余曲折があったのですがw

見積もり1回目

見積もり1回目。
まだアルテミュール・アルテザートのコスト感を知らなかった私たちは、「木張りよりはちょっとはコスト下がるだろう」と甘い見込みで、玄関ポーチの壁と軒天のみならず、バルコニーや軒裏まで範囲を広げようと目論みました。

わが家の外観パース


画像の茶色い部分を全部シリーズで揃えて統一感を出そうという魂胆です。


もともと軒天は、工務店標準仕様のニチハ軒天12という軒天材にする予定で見積もりを取ってもらっていました。
その場合ポーチ、バルコニー、軒裏全部合わせて17万円。
つまり、軒天は標準で17万円の予算が取られているということですね。
(わが家の軒裏の出は50cm)

そこから神島化学工業に乗り換えたらどれくらい足が出るのか。


じゃじゃん!!



軒天全体だけで差額14万アップ。どひゃー。
(外壁とシーリング工事は今はスルーしてください)

見積もりを見た時はじめてアルテザートって高いのね…って悟りました。

玄関ポーチの壁は、もともと天然木の木張りを考えていたくらいなので多少は覚悟していたんです。
施工箇所も少ないのでそこまでダメージは大きくありません。

ただ…軒天ッ!!!
標準からプラス14万はちょっと看過できない値段です。


夫と話し合った結果、統一感を捨てました←
バルコニーと軒裏を標準のニチハのものにして、ポーチ部分だけを神島にしようという結論に。

見積もり2回目

統一感を諦め、玄関ポーチをアルテミュール・アルテザートにした結果

こうなりました



例によって軒天だけ注目してください。
12万+6万円で18万円。

標準仕様であるニチハの軒天が17万円なので、ポーチだけアルテザートにしても差額1万円。
これなら想定内です。
なので、玄関ポーチのみオプションとして採用することとなりました。

まとめ

わが家はガルバリウム外壁で、施工単価がアルテミュールと近かったのでそれほど差額が出ない結果となりました。
(むしろガルバの方が安い)
軒天は、標準仕様のニチハとオプションのアルテザートのミックスで差額1万円。

ちなみに玄関ドアのマキアートパインの色味を合わせたくて、オークヴィンテージを選びました。

1回目と2回目の見積もりを見て強く思うのは、施工範囲で金額が大きく変わるということ。

玄関ポーチという限られた範囲のみにすればそれほど予算からはみ出ることはなかったので、もし低予算でアルテザート・アルテミュールをオプション追加したいということであれば、アクセントとして狭い範囲に取り入れるのがいいかもしれません。


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この記事を書いた人

アラサー夫婦と娘と猫の3人と1匹暮らし。
ズボラなのに「スッキリ暮らしたい」という矛盾を抱えながら、日々過ごしています。
ズボラならではの目線で、楽できる家づくりをお届けします。

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