【家づくりレポ#08】待ちに待った上棟日

土台伏せと足場組みも連日終わり、ブログを更新しないままあれよあれよと上棟日。
こんな感じで足場を組み立てていました。


私と夫と娘と猫の家族全員で実家に泊まり込んで、上棟に備えて前日から前乗りしていました。
明日朝早く始まっても起きられるようにと22時には布団にもぐり、寝たのにもかかわらず。


早朝5時。
寝ている部屋の片隅に仮設した猫トイレでジャリジャリジャリと砂をかく音が…。
寝ぼけ頭でその音を聞きながらうとうとしていると、次にぷーんと強烈なう○ちのニオイ。
もう寝るどころじゃなくなりましたw


横で寝ていた夫も起きて、袋を取ってきたり処理をしたりして一息つけるかと思いきや。
一歳の娘がふにゃふにゃ言い始めたのでミルクを作って飲ませて、ふと夫を見ると、
寝てるんかい。



そんなこんなで早朝に起こされながらも二度寝に成功した私。
次に起きたのは9時前でした。チーン

もう寝ている部屋にも工事の音が届くくらい。
起きた時に察しました。寝過ごしたなって。



すっぴんパジャマ姿のまま工事の様子を見ようと2階の扉を開けて見ると、足場に立っていた大工さんと目が合いました。
なんちゅうタイミング。
そんなこんなで朝食を済ませ、10時の差し入れに間に合うように業務スーパーで買い出し。


普段は買わない量のファミリーパックの個包装お菓子をカゴに入れたのはちょっとワクワクしました。
甘いものとしょっぱいもの、和のものと洋のもの。みんなが食べられるようどちらも満遍なく。
コーヒーもブラック、微糖、カフェオレと3種類用意しました。

業務スーパーから帰ってきたらちょうど大工さんたちがかたまって談笑しながら休憩していました。
まずは実家に帰りたいので「どうも〜」と薄笑いを浮かべながら通り過ぎる私と夫。
施主であることをカミングアウトするタイミングが難しい。

多分近所の人と今の所は思われてるはず。



買って帰ったお菓子を袋から出してバスケット2つに入れ、寒い日だったので缶コーヒーは湯煎しました。
夫はお菓子盛り合わせを、私は缶コーヒーのお盆を持って大工さんに差し入れ。
何を言うか全然打ち合わせていなかったので、ぶっつけ本番です。


そして緊張してたので、なんて言ったかもう覚えてませんw
確か「施主です。お菓子と缶コーヒーを用意したのでよかったら召し上がってください」かなんか言ったと思います。
あとダブルブッキングしないように「お昼はこちらでお弁当用意してるので」とも言っておきました。
夫と家に入った後、「あっさりしすぎたかな」「もっと感想とかお礼とか言えばよかった」って二人反省会してました。


30分後くらいにゴミを回収しに行こうと玄関ドアを開けると、玄関ポーチにバスケットとお盆がご丁寧に並べられていました。
お昼前のせいかお菓子とコーヒーの減りは3割といったところ。
それかもしかしてチョイスが悪かった??(ちょっと不安)




肝心の進捗具合はこんな感じ。


「え、ちょっと初っ端から飛ばしすぎてません?」って突っ込みたくなるくらいの速さ。
なんかもうほぼ出来上がってるんですけど。

ちなみに1階と2階の柱の色が違うのは「緑の柱」を使用しているかららしいです。
かの有名な一条工務店にも使われている柱だそうで、薬液を注入することで腐りにくくシロアリも寄せ付けないんだとか。
工務店の売りなのかパンフレットにも載っていたので、見れるのをちょっと楽しみにしていました。


お昼の段階では、もう耐力面材まで登場している驚異の進捗具合でした。


クレーン車が木材を運んで大工さんが作業してっていう光景、見ているのが面白くてずっと見ていたかったんですが、そうもいきません。
そう、お昼の差し入れの時間です。

12時の休憩に間に合うよう、前日に唐揚げ店の唐揚げ弁当を予約注文しておきました。
ここの唐揚げは大きいし美味しいからきっと大工さんも喜んでくれるはず。
無料だったので迷わず大盛りに。with烏龍茶。

現場監督から7人と聞いていましたが、念の為8人前に。
余ったら自分たちが食べる算段ですw
でも自分たちの分(唐揚げ盛り合わせ)もちゃんと用意しました。


当日は寒かったので急きょインスタントお味噌汁を出すことにしました。
プラスチックの器とインスタント味噌汁と給水ポットを用意して…
これで完璧!と思いきや、ポットは電源がないと給水できないタイプだということに直前で気づきました。


どうしよう。もう12時過ぎたし空腹の大工さんを待たせるのはしのびない。
なので腹を括って大工さんに「電源はないですか?」と聞くことにしました。
大工さんはどこからか引っ張ってきた電源タップを笑顔で渡してくれました。

電源あるんや。
いやほんま至らない施主でごめんなさいw





唐揚げは期待を裏切らず美味でした。
普段は少食な母も父も、盛り合わせパックを完食。
これはきっと大工さんも喜んでくれたんじゃないかな。

1人前多めに用意した唐揚げ弁当でしたが、お菓子とは違って返却されなかったので誰かが多めに食べてくれたようです。



実家でテレビを見ているとまた作業の音が再開するのが聞こえました。
それからたまに玄関から覗いて進み具合を見たり娘と一緒に昼寝したりしていると15時前に。
もうそろそろ15時の休憩が始まります。


バスケットにお菓子を盛り直して、コーヒーを温めて出しました。
そしてまたもや休憩後に玄関ドアを開けると玄関ポーチに返却されていました。
お菓子もコーヒーも半分くらい減っていました。


もっと食べてくれてもいいのにと思ったけど、ちょっと用意し過ぎたのかもしれません。
残った分は自分たちで食べることにします。(太るフラグ)



そうそう。

差し入れのお菓子で意外にも一番人気だったのが「雪の宿」でした。
袋に入っている分全部投入しましたが、スッキリ無くなってたので相当人気でしたね。
それか熱狂的な雪の宿好きがいたとか。
「甘いお菓子かしょっぱいお菓子、どっちが人気かな?」なんて一人で予想してたけど、あまじょっぱいの勝利でした。


雪の宿美味しいですもんね。
皆さんも差し入れのお菓子に迷ったら雪の宿を潜ませてみるのもいいかもしれません。



実家で余ったお菓子を食べていると、現場監督から屋根上の写真が送られてきました。
たぶん私がこの間「ルーフィングって何を使ってるんですか?」とマニアックなめんどくさい質問をしたからだと思います。

普通のアスファルトルーフィングでは瑕疵担保責任が切れる10年を境に傷むということを聞いて、上棟前に確認したんです。
安い建売やローコストメーカーはそういう見えないところでケチるらしいので、もしそれを使われているなら、せめて20年は持つ改質アスファルトルーフィングにグレードアップしたいと思って質問したんですが、うちの工務店で標準で施されるのは「改質」の良い方だったので結果的に増額はしませんでした。

そんな経緯があったので証拠写真を送ってきてくださったんだと思います。
律儀で誠実な現場監督さんです。


10年ちょいで雨漏りとか勘弁なので、めんどくさい施主認定されるの覚悟で聞きました。
ただでさえ片流れ屋根だから避けられるリスクは回避しておきたかったんです。



そんなこんなで太陽が傾き、もう夕方。
工事も終盤というところで娘と夫で散歩に行くことになりました。
最近散歩にハマっている一歳娘。
おうちが完成する頃には言葉が喋れるようになっていたりするんでしょうか。




耐力面材もすべて張られていました。
軒ゼロから南北に50cmだけですが軒を足したのは正解だったかもしれません。
もちろん家を守る意味でもそうですが、こう見上げるとカッコいいですね。
ここに木目の軒天が張られるのがすごく楽しみ。


外に出たら現場監督にお会いしたのでご挨拶。
午前中は用事で、お昼過ぎから作業されていたようです


世間話とお礼を伝えてお散歩へGO。
帰ってくる頃には薄暗くなっていて現場には誰もおらず、「我が家」だけがそびえ立っていました。
1日でこんなにお家のかたちになるなんてすごすぎます。感動する。
ちょっと前は平べったい基礎しかなかったのに。


今日で一気に進んだ感があります。
現場監督さん曰く「躯体検査が終わって外壁やサッシが入ったりすると、どんどん見違えるように進んでいきますよ」ということなので、これからも数ヶ月楽しめそうです。
自分たちがこだわって考えたものがこうやって形になっていくのは本当に感無量ですね。
今でこうなら引き渡しの時はどんな気持ちになるんだろう。
もう灰になってるかもしれないw



色々あって最初からは見れませんでしたが、長いようなあっという間のような1日が終わりました。
一段落ではありますが、今日からがスタート!
また進捗があればレポートしていきます。


あー家づくりたのしい。

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この記事を書いた人

アラサー夫婦と娘と猫の3人と1匹暮らし。
ズボラなのに「スッキリ暮らしたい」という矛盾を抱えながら、日々過ごしています。
ズボラならではの目線で、楽できる家づくりをお届けします。

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