わが家には6畳ほどの吹き抜けがあります。
今回は吹き抜けに設置した電動ロールスクリーンについて詳しく解説していきたいと思います。
失敗談も交えながら、後悔しないためのポイントも解説します。
最後まで見てね。
- 吹き抜けを採用する方
- 電動スクリーンの費用について知りたい方
- メリットとデメリットを知りたい方
- ホームタコス ラルクシールドを検討している方
ホームタコス ラルクシールドを選んだ理由
正直に言うと、「電動ロールスクリーン」と検索したら一番に出てきたからです。
ちなみに、「びっくりカーテン」という品揃え豊富なカーテン専門のネットショップで購入しました。
当時私は1歳児を育てていたのでなかなかショールームを回るということが難しく、ネット購入を検討していました
私が探していた電動ロールスクリーン条件はこちら。
- サイズオーダーできる
- 完全遮光ではない
- 赤外線リモコンが使える
リビングにつけて日差しが眩しい時に閉めることを想定していたので、遮光ロールスクリーンだと暗くなりすぎるかなと思い、遮光機能はあえてないものを選びました。
赤外線リモコンにしたかった理由は、スマートホーム化してスクリーンの開閉を自動化させるためです。
そこで選んだのがこちら。
▶電動部分
幅広いサイズに対応する電動ロールスクリーン【ホームタコス ラルクシールド】
▶ロールスクリーン本体
カラー豊富な日本製ロールスクリーン 40色から選べる【ラルクシールド ライフ】
タチカワのラルクシールドというシリーズ。
電動部分とロールスクリーンが別売りになっているので、好きなロールスクリーンの種類を選べます。
私はラルクシールドのライフ、カラーはリネンホワイト(RS-8206)を選びました。
ホワイトよりもナチュラルな色合いで、アイボリーよりも黄味が抑えめです。
色味は少しベージュがかった白という感じ。
壁紙が真っ白じゃないのと、吹き抜けの天井を木目クロスにしているので、リネンホワイトはベストチョイスだったと満足しています。
ラルクシールドライフの機能性はこの3つ。
防炎、ウォッシャブル、ホルムアルデヒド対策品
でも一生洗うことはなさそう(足場がいるから)
ロールスクリーンのサイズを選ぶ時の注意点
電動ロールスクリーンを購入する上でまず迷ったのが、サイズの選び方。
吹き抜けの窓は実際にメジャーを当てて測れなかったので難しかった…
参考までに、下の画像が吹き抜け部分の図面です。
窓のサイズ(赤枠)は記載されているのですが、実際は窓枠も含めて考えないといけないので、ピッタリで注文すると窓枠だけはみ出て不格好になってしまいます。
例えば、F07420と記載されている場合…
F=FIX窓
074=横74cm
20=縦200cm(0を1つ足す)
なので、横74cm×縦200cmのFIX窓ということになります。
この窓のサイズにプラス窓枠の厚みも考慮します。
一般的に窓枠の厚みは2cm程度。
そして少し余裕を持って5cm〜10cm大きく注文すると、大きさ的にちょうど良くなります。
ちなみにうちは横240cm×縦220cmで注文しました。
横幅は割とピッタリですが、縦幅は余裕を持って15cmほど長くしています。
吹き抜けに電動ロールスクリーンは必要?
実際に吹き抜けに電動ロールスクリーンを採用してみて思うのが
つけといてよかったー!!
というのも、夏は太陽高度が高いので日差しがそんなに入ってこないのですが、夏の終わりから秋口にリビングにいると眩しく感じることがあるからです。
まだ熱を持った鋭い日差しが斜めからガッツリ差し込みます。
暑いし、眩しいのでそういう時はロールスクリーンを閉めることが多いです。
ちなみに、開けた時と閉めた時のリビングの明るさはこんな感じ。
完全に閉めると薄暗くなるので、半分だけ開けておくことも多いです。
投稿者: @h___m.z.kThreadsで見る
あとは夜。
吹き抜けの窓なので通行人と目が合ったりはしないのですが、外から家の中の天井が見えます。
(明るいうちは窓が反射して見えない)
いくら天井とはいえ、家の中の様子が見えるのは気分がいいものではないので、夜は閉めています。
家を建てる前は「吹き抜けから星や月が見えたらステキ…」なんて考えていましたが、実際暮らしてみたらマイホームハイに浸っていた最初だけで、今は暗くなる前にロールスクリーンを閉めてしまう毎日です。
なので、私は吹き抜けに電動ロールスクリーンは必要派。
電動式ではなく、チェーン式にするという方法もありますが、小さい子どもがいるので首に引っ掛けて万が一のことがあったらと思うと、高くても電動一択でした。
コンセント位置はどう決めた?
なるべくスッキリ見せたかったので、コンセント位置はこだわったポイント。
コンセントを窓枠内に収めて、コンセントもケーブルも隠せるようにしました。
正面付けを選んだので、スクリーンを閉めてしまえば完全に隠れます。
電動ロールスクリーンのケーブルの長さは0.5mです。
これも注文する際に入力する必要があるので、考えておかなればなりません。
窓の脇にコンセントをつけることが多いようですが、窓枠内につけた方がスッキリするので、可能ならこのやり方がおすすめ。
スマートホーム化するなら気をつけておきたいこと
「新居ではスクリーンの開閉を自動化して、完全スマートホーム化したい!」と考えている方も多いのではないでしょうか
その時に気を付けておかなければならないことが、必ず赤外線リモコンを選ぶこと。
ホームタコスは赤外線リモコンとRF(無線)リモコンが選べます。
しかし、無線リモコンを選んでしまうとスマートホーム化の設定ができないので赤外線リモコンを選びましょう。
うちにはSwitchBotハブ2があるので、日没時間に電動ロールスクリーン閉めるようオートメーション化しています。
アレクサに「ロールスクリーンを閉めて」と話しかけて閉めてもらうこともできます。
電動ロールスクリーンで後悔しないために押さえておきたいポイント【失敗談】
冒頭でもお話ししましたが、うちは電動ロールスクリーンをネットショップで購入して施主支給しました。
施主の方は重々承知かとは思いますが、施主支給をする上で大事なのが事前にモノを用意しておくこと。
トイレットペーパーホルダーにしろ、ペンダントライトにしろ、設置できる期間が大体決まっています。
その時に用意できていなかったら、自己責任で最悪取り付けられないことも。
そのケースは免れても、家の建築に携わる方に多大な迷惑をかけることにつながります。
なので、余裕を持って注文しておくということが大切です。
特に、電動ロールスクリーンは内部足場がないと設置できません。
室内の足場はクロス貼りの時に組み立てられ、クロスが張り終わると解体されます。
しかし商品が手元に届いたのが、足場が解体される前日でした
運悪く冬季休業の直前に注文してしまい、通常より届くのに日がかかったようです。
ネットショップの場合そういうところはあんまり綿密に案内をしてくれないことも多く、自分でチェックする必要があります。
注文する前にショップカレンダーは確認しておくのがおすすめです(切実)
なんとかすべり込みで間に合ったけど、また問題が発生
これもネットショップで購入したことで起きた弊害なんですが、専門の業者さんがつけてくれるわけではなく、ただ商品が届くだけなので自分でつけなければいけません。
うちは施主支給したので大工さんが設置してくれたのですが、その時に不具合が起こってしまいました。
具体的に言うと、本来は(ストップボタンを押さなくても)スクリーンをどこまで上げてどこまで下げるかという上限下限の設定がリモコンでできるはずなんです。
しかし、なぜか上限の設定が何度やってもできない。
大工さんや現場監督さんと首を捻りながら何度もいろんな方法を試してみましたが、何回やってもスクリーンを開けるときに巻き取られ過ぎてしまいます。
巻き取られすぎるとどうなるかと言うと、スクリーンが裏向きで出てきて上げ下げが異常に遅くなります。
開閉ボタンを交互に押すと、また直るのですが。
メーカーにも電話しましたが、「直接見ないとわからない」という返答。
でも、明日には足場を解体しなければなりません。
仕方ないので、その不具合には目をつむることにしました。
結局製品の故障なのか、設置に問題があったのかは分からずじまいです。
施主支給品を事前用意できなかったツケがここで…泣
今回のは私の責任ですが、ネットショップだとサポートしてもらえる範囲が狭いのでこういうこともあります
上限設定はできませんが、ストップボタンを押せば問題なく止まるので特に大きな問題はありません。
ただスマートホーム化ができず、朝になったら自動的にスクリーンが開くということができなくなるだけ。
地味に不便ですが、朝ロールスクリーンを開けてその日の空を見上げる瞬間は割と好きなのでヨシとしています。
正面付けと天井付けはどう違う?
正面付けのメリットは遮光性が高いこと。
天井付けのメリットはスッキリ見えること。
わが家はロールスクリーンは1つにしようと決めていたため、自動的に正面付けになりました。
ひとつひとつの窓にロールスクリーンをつけてリモコンで一括で操作ですることも可能なようです。
ただなんとなくややこしく思えたので、失敗を避けるために1つのロールスクリーンで3つの窓の覆う形を取りました
(あとそっちの方がコストがかからなさそう)
個人的な感想ですが、正面付けでもそんなに野暮ったく見えないので全く気になりません。
ロールスクリーンが濃い色だと存在感があるので、天井付けの方が洗練されて見えるかもしれないですね。
費用はいくらかかった?
スクリーンのサイズや種類、リモコンの有無によって値段が変動しますが、参考程度にかかった金額を公開します。
ラルクシールド ホームタコス(電動部分)
27,500円(税込)
赤外線リモコン
3,300円(税込)
ラルクシールド ライフ
32,450円(税込)
送料
495円
電動ロールスクリーンにかかった総額は、63,745円(税込)でした!
マイホームハイが落ち着いた今見ると、めちゃ高い…。
けど総合的に見て、電動ロールスクリーンはつけておいてよかったです
注文内容の詳細
電動ロールスクリーンを注文する上で指定することが多かったので、わが家の注文内容を一例として紹介します。
《 電動部分 》
・幅指定:240cm
・丈指定:220cm
・生地No.:RS-8206 (リネンホワイト)
・操作方法:赤外線リモコン操作
・電源コードの出る位置:右側
・部品カラー:オフホワイト
・リモコンタイプ:赤外線リモコン(ホワイト)
・電源仕様:電源コード
・接続有無:電源コード単体(接続なし)
・電源コード長さ:0.5m
・受光部カラー:オフホワイト
・電源コードカラー:ホワイト
《 ロールスクリーン本体 》
・取付方法:正面付け
・幅:240cm
・丈:220cm
・操作位置:右操作
・生地カラー:RS-8206 (リネンホワイト)
・部品カラー:オフホワイト
・ウエイトバー仕様:ウエイトバー袋縫い
・シールドカバー:標準シールド
余談ですが、ロールスクリーン本体がチェーン操作のものだったので、「チェーン付きの電動ロールスクリーンになっちゃうんじゃ」と心配になって問い合わせました
するとこんな返信をいただきました。
電動のロールスクリーン<ホームタコス>のご依頼でございますが、
電動でご依頼いただきましたら操作のチェーンやコードはつきませんので、リモコンで操作していただくものとなっております。ご希望の商品や必要な金額を入力・把握するため、
<ホームタコス(電動部)>+<ラルクシールド本体>をご一緒にご注文いただく必要がございます。コード、チェーン式はどちらも同じ価格なのですが、コード式はサイズ範囲が限られるため、
チェーン式をお選びいただくことをおすすめさせていただきます。
(電動部をご一緒にご依頼いただくことで、仕上がりはあくまでも電動タイプとなります。)
との回答でした。
同じ不安を感じていらっしゃる方の参考になれば。
まとめ
- 日差しがまぶしい時など閉めたい時にボタンひとつで閉められる
- 赤外線リモコンでスマートホーム化するとさらに便利
- 遮光性がないカーテンでもほどよく日光を遮断することができる
- チェーンがないのでスッキリ見えて安全
- 費用が高い
- 足場がある間しか設置ができない
- 修理するのにも足場が必要な可能性が高い
- コンセントがないと設置できない場合が多い
以上、「吹き抜けに電動ロールスクリーンをつけてわかったメリットとデメリット」についてでした。
一つでも参考になる点があれば幸いです
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